ママの罪悪感
- ママたちはたくさんの罪悪感を抱えている -

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たくさんのママたちは24時間フル稼働。乳離れまで来るまでは夜中だって営業している。小さな子供たちはどうしたってパパよりママが必要で、いつだってべったりしていたい。だからトイレにすらゆっくり一人で座っていられない、そんな経験はどのママにもあるのではないでしょうか。
中にはパートタイム、フルタイムで働いているママたちもいるでしょう。子供がいないときは仕事が終われば自分の時間だったけれど、もうそういうわけには行かない。時間通りに子供を迎えに行って習い事にも連れて行かなきゃいけないし、帰ってきたらみんなの分のご飯だって用意しなくちゃいけない。「子供を寝かしつけたら、仕事の残りをしよう」とか「今日こそちょっとストレッチしよう」なんて希望を持ちながら、ひたすらこなさなきゃいけないことをしていく。でも、やっと子供も寝て自分の時間と思ったらもうぐったりで、ソーシャルメディアで理想的な人生を送っている人たちのポストを見るのがせいぜい。 「ああ、なんで私はうまくやれてないんだろう」 そんなふうに思ってもいるのではないでしょうか。
あなたはとても責任感が強いから、愛情深いから、だから自分のことを後回しにして子供達や家族のことをしっかりしてあげる。だって、それが良いママ、良い妻でしょう。家族の幸せが私の幸せ、そんなふうにも思っているかもしれません。
だから、友達とご飯を食べに行ったり、カフェで一人時間を過ごしたりしていると、頭の中に声が響いてきます。「家の掃除しなきゃいけないんじゃないの?」なんて。さらには、子供たちが帰ってきて私がのんびりしているところを見たら、「ママはいいな、楽で」なんて言われるんじゃないかと思って、家族が帰ってくる時間には家のことをしているようにする。そんなママもいるのではないでしょうか。

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ママはスーパーウーマン。誰もが知っています。でも、どんな職業にも休業時間があるよううに、スーパーウーマンにも休息時間が必要です。そんなことわかっているけど、休んだ分の仕事は減らないし、誰も手伝ってくれない。そう思っていませんか。ソファに寝っ転がって携帯をいじっている旦那を見て、羨ましく思ったりしていませんか。
パパにできるなら、ママにもできるんです。休息時間はパワーチャージの時間。でも残念なことにみんなママがもう一杯一杯だってことには気づいていないんです。だから、もう限界というところまできて爆発してしまうとみんなびっくりするんです。
そうならないために自分の時間を取るのですが、それと同時にお願い上手になってみるのはどうでしょう。「ちょっとこれ手伝って」と手伝ってほしいことを具体的に頼むこと、これがヒントです。そして、してもらったことは、自分のやり方と違っていても良しとする。完璧主義のママは府がないチームメンバーにイライラすることもありますが、頼んだことは任せて空いた10分を美味しい紅茶を淹れて休むというのも、なかなかいいものですよ。
「幸せなママ、幸せな家族」ももちろんだけど、ママはママである前に一人の人間。あなたを幸せにできるのもあなたなのです。だから、1日に10分でもいいから、あなたの気持ちに向き合ってあげてください。罪悪感にも、しばし休憩を与えてみましょう。
では、アディオ〜ス!